アートイベント花盛り12月

d0128725_11455163.jpg大小島 真木(Maki Ohkojima)
『大きな森がやってくる。宇宙の森からやってくる。こんな風にやってくる。』展
2012年12月10日(月)〜2013年1月14日(月•祝)

彼女が森に入っていく姿です

出雲やおよろずアートプロジェクトvol.1

●出雲やおよろずアートプロジェクトとは…●
東京など、島根県外のアーティストを招いて一定期間出雲に住んでもらい、地元の人と交流をしながら出雲にちなんだ作品を制作•発表するプロジェクト。
やおよろず(八百万)とは“数が多いこと”を表しています。
神在月には日本中の八百万の神が集結する出雲。
その出雲にたくさんのアーティストが訪れ、たくさんの作品を生み出してほしい。
その作品をたくさんの人に見てもらい、出雲にたくさんの人が集まってほしい。
そんな想いから始まったプロジェクトです。

第1回目は、東京で活躍する作家、大小島 真木(Maki Ohkojima)を招いて
公開制作やワークショップなど参加型の企画
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マゼンタが企画の高須賀千江子さん
空色が大小島真木さん
(オープニングパーティー)
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公開制作は古代歴史博物館
壁画の公開制作、他人を巻き込んでの制作は初めてということでした。
水が使えない制約の中でほとんど色鉛筆での作業。タフでなければ出来ません。
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2週間かけて朝から晩まで描き続ける大小島氏
マラソンランナーを一緒に走って応援するように
自然とみんなが手伝う気持ちになってきました
もちろん私もです
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公開制作最後の瞬間
集中する彼女をみんなは見守るように托すように引いていきました
コツコツと夜の博物館に彼女の鉛筆の音だけが響きます


後日集まる機会がありました。
そこで彼女は「はみ出る絵画」公開制作についてこう言っていました。
絵は世界を実現するための装置
真ん中に置いた絵は一つの窓にしか過ぎなく外側もあるんです。

第三者から見ると彼女を通してまだ見えなかった周りの森が徐々に浮かび上がります。
これから先、絵が外された時には前の絵が再び私たちの中に浮かび上がってくるのでしょうか?
多分違うイメージで修復されるような気がします。
彼女の手を借りて、森が自ら増殖したり修復したりしているかのような生命感。
中の絵と外の絵、その装置のおかげでは森の過去や未来にイメージを馳せることができます。
自分も手伝いながら大小島さんがその中を行き来する物語として受け止められました。

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実はパネルの縁の部分まで描きこまれています
平面的ですが立体ともいえます
そこから世界が根を張るように拡がって行くのです

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by seikouzan | 2012-12-23 11:46 | To live