映画塾をふりかえる

フラッと参加して4回目。
なんとなく慣れ、なんとなくマンネリを感じはじめていたのだが
今年の映画塾は新鮮で面白かった。

何が面白かったのか・・・
一言でいえば、チームで乗り切っていく川くだりのような・・・
そんな風に 今更ながらとらえらたからかもしれない。でき不出来ではない。

しかしその体験には結果がついてくる。
編集され上映される。
うまくできたのだろうか・・・そこんところがまた盛り上がるところ
それが11月20日

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合宿終了後、ずっと頭の中にひっかかっていたことがある。
カチンとさえきた最終日の北川氏のあのコメントだ。
まあ自己満での自画自賛は見るに耐えなかったのかもしれないが・・


ワシ    「映画塾の映像自体、ここ数年少しづつレベルが上がってきているように思えます。」
北川氏  「プロになれるわけじゃないから勘違いしないでほしいの。」
ワシ    「???????」

あれはどういう意味だったのだろうか・・
あとで同じように違和感を覚えたという人が何人もいた。
スルーしてしまえばいいことだろうけど・・ずっと考えざるをえなかった。
自分の感想が間違っているような気がしたからだ。



この映画塾で撮影するということは
クリエイティブな作業をしていると思いがちだが
やっているのは映画作りの体験。
作品の質やレベル云々より、そういう意味合いのほうが強い。
レベルという言葉で計ること自体、ねらいとは離れていくように思う。
プロの養成目的の技術指導をする講座とは対極的なコンセプトだ。
大人版キッザニアともいえる。
ときたま入るプロによる指導は職業体験を盛り上げる。


しまね映画塾は一般的な自主映画制作のスタイルとは異なる。
流行のソリッド・シチュエーションのようだ。
脚本は応募。倍率は約6~7倍。
投票だけど実際どうやって作品が選出されているのかわからない。
初対面も多く思い通りのスタッフや役者は選べない。
そして初参加や遠方の参加者まで役割が振り分けられ
一緒にチームとして組んでいく。
2泊3日の決められた時間で撮りきらなければならない。
それがどんな天候でも・・・
また、夜の撮影もできない。
作品主義でいくのであればもっと用意周到な手順なり、場を選択すべきだろう。

こんなにランダム性が高い仕組みになっている反面、
サポート体制がものすごく充実しているので完成させやすい。
地元の協力は、作品の世界観にかかわり説得力を与える。
5分のショートフィルムといっても片手間で作ったような作品ではなく
アマチュアながら力を出し切り本腰を入れたもの。
この3日間の体験は大変面白くて大きな実感を得られる。
リピーターも多い。
感動を与えられるのではなく、自分でつかんでもって帰るからだ。



錦織塾長は映画を撮ることにおいてプロ、アマは関係ないとよく言う。
表現者として考えればあらためてそんな所で線を引く必要はない。

ただ、のぼせ上がると周りが見えなくなる。自分達しか見えなくなる。
しまね映画塾は周囲のたくさんの理解と協力があることで成立っている。
個人レベルでは到底実現できないお膳立てが、この体験のクオリティの高さなのだ。
あえてレベルというならば映画塾を運営しているスタッフのレベルが高いのだ。
自分達のレベルが上がったなんてことは蛇足でしかない。
逆に言えばうまくなくてもいいのかもしれない。
光るものがあれば・・・



ま、それとは別として
受講者としては、ある程度撮影がコントロールできて
思い通りのいい絵が撮れたり、編集がばっちりときまったりするとモチベーションあがますね~。
手ごたえを素直に喜ばないとツマンナイです。

やっぱ・・ノボせないと!

いかにノボせるかですよ!!

のぼせてナンボですよ!!
みんなレベル上がってますよ!!!゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

d0128725_2195384.jpg10月8日
310会議室にて
プロの編集さんに講評を受ける石倉監督

乞うご期待!!!
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by seikouzan | 2011-10-07 23:58 | 映画と舞台