小さい種かもしれません
アートイベント「がたりvol.2」
この土日、旧大社駅でアートのイベントがありました。
そらまめぴょこたんの2回目のイベントですが今回はプロデュース的なアプローチ。
地元や人づたいに輪を広げ若い表現者を集めた企画です。
もちろん自身のパフォーマンスライブが中心ですが広がりを感じさせるイベントでした。
私が知る限りですが・・出雲には若い人たちがのびのびと表現活動できるギャラリーがありません。
したがってこの地方の若い表現者達が何をやっているのか見る機会はきわめて少ないのです。
同世代となるとほとんど活動の場が中央の方なのでわかりません。
だれがなにをしているのやら・・・
貸し画廊・・田舎で商売としては成り立たないかもしれません。
しかしそのスペースを確保することには多くの意味があります。
旧大社駅はロケーションが素敵でよくイベントにも使われます。
ただ展示が2日間は短すぎ。
観光客も多い土地なだけにもったいない気がします。
多くの地元のひとたちは風景や花など自然を描いたものを好みます。
わたしの母なんかもそうです。
「風景画を描きなさいよ。・・」
人間の内面性のつよい作品などはあまり歓迎されないようです。
今の時代、自分の結晶化に意味を求めるのなら発表しなくてもよいのかもしれません。
コンテンポラリーとか人間性や感情表現から顔を背ける土地柄。
それゆえに発表の場を中央の方に求める表現者。
鑑賞者が耕されない風土というのも淋しいかぎりです。
文化的な話題がもっとしたいな・・・もっと潤っていいはずです。
パチンコの話はもう結構!
デパートで売っているような飾るための物だけではつまらないし・・
街だって住みたくなるには芸術の力が必要なはずです。
柔軟で若い世代中心の発信が熱いまなざしを培うのかもしれません。
わしもがんばるぞ!
田村さつきさんのおばあちゃん像
旧大社駅と一体となっておりました
そして、ライブイベントは・・・
そらまめぴょこたんはittoch(劇団ギミック) の朗読芝居や
MOON STEADYの演奏にあわせてパフォーマンス
コトノハ+(そらまめぴょこたん、Hyro) は
ゲストの野村雅美(ギタリスト&画家) さんの生ギターに合わせて身体表現
ゴンチチのようなアコースティックな音が気持ちよかったです
石皮小一さんのオブジェ
ベンチではMOON STEADYの民族楽器+ピコピコにじっと聞き入るおじさんたち
音は違いますが祭囃子のように聞こえました
MOON STEADYもアートの展示に参加
他には手銭聡子(イラスト) さん、豆ひよこ(イラスト) さん、ryota(写真)
さんの展示。素敵でした~
なる(ライブペイント&飲食) さんのうたはみんなの目を引きました。インド料理おいしかったです。
野村雅美さんは東京・三鷹から・・・話したかったなぁ
ダンサーHyroさんは、兵庫県から。
せっかくの身体の動きが衣装で隠されてもったいなかったワン!
by seikouzan | 2010-10-20 04:51 | To live