26年

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日本・ポーランド国際版画展
2010年7月14日(水)~26日(月) 島根県立美術館ギャラリー
午前10時~午後6時 火曜休館 入場無料

久しぶりに展覧会に行ってきた。
日本とポーランドの版画作家の展覧会である。
この規模の展覧会で入場無料は珍しい。
今日のポーランドと日本の作家達の作品に出会える。

展覧会を見て

両国の版画に対する考え方が浮かび上がって面白かった。
日本の作品は繊細で超絶技巧もすごい、がかわいらしいものが多く
イメージがコンパクトに感じた。
ポーランドの作品は日本に比べざっくりしていて力強い。
結局「版」にこだわったものが面白く鮮度が高かったように思う。

私も版画をやっていていつも考えさせられていたのだが
イメージが面白いかつまらないかになると版画は失速してしまう。
「版」を使ったイラストにみえてくると興ざめしてしまうのだ。
油絵でも何でも使っている素材がいきいきしていないとつまらない。
結局 「デジタルプリントは版画なのか?」 に行き着いてしまう。
CGでイメージを作りプリンターで出力して「版画」としているのだ。
モニターで完成した時点で終わっているのではないのか?
ハイテクではなくローテクこそ版画の命ではないのか。
そんなことを考えさせられた展覧会だった。


大学時代洋画を専攻していたが、3年生から版画に夢中になった。
4年生でとれる講座の中で黒崎彰先生の「木版画」は専門性が高く視野の広い授業は鮮やかに覚えている。
それと氏の人柄にもインパクトがあった。
人間の歩幅がこれだけ大きな人には会ったことがない。
今回のイベントのひとつに実行委員長でもある黒崎彰氏の講演があり
どうしても一目会いたくて・・というのが実のところ。


d0128725_8595172.jpg左の女性が今回島根県の開催を成功させた高橋恭子氏
熱心な高校の美術教師として、また版画家として版画の普及に尽力されています
そして右が黒崎先生
鶴瓶師匠のようになられていました(失礼しました!)

まったく昔と変わらない語り口調は懐かしかったです。
レールが終わり、真ん中に裂け目がある一枚の写真から始まりました。
アウシュビッツの話からです。(うまいなぁ・・)
プレゼンはとても面白くますます魅力的になっておられました。

d0128725_1955966.jpgd0128725_90466.jpg←’84 福井の紙すき村へツーリング中

26年経って顔を拝むのが怖かったです
が憶えていて下さいました^^;
(73歳、若さはまったく衰えておられません!)


d0128725_902419.jpgこの日美術館に涼みに来ていた石倉君一家とバッタリ
お茶しました
あらた君と初対面
むっちゃくちゃかわいかったです
 
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by seikouzan | 2010-07-18 23:01 | 身辺抄